次世代自動車ニュース 2017年8月第5週号 No. 0233

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今週のクローズ・アップ

今回のクローズアップは、「独メルケル首相、脱内燃エンジン車政策に舵を切る? 政治的ポーズ? 選挙向け?」とのタイトルで、VWスキャンダル後さらに拡大しているアンチディーゼルの流れと、それを引き起こした欧州クリーンディーゼルの実態と政治的動きについて取り上げて見ました。

先回、ニューヨークタイムス紙ユーイング記者著のVWエミッションスキャンダルのノンフィクション本「Fast, Higher, Father」の日本語版が「フォルクスワーゲンの闇」のタイトルで日経BPから発刊されたことをお知らせしましたが、書評を頼まれ、私が書いた書評が日経テクノロジーオンラインに乗っています。ご興味のあるかたは、是非目をとおしていただければ幸いです。
日経テクノロジーオンライン

今回のクローズアップでとりあげたように、このVWスキャンダルの影響は甚大です。さらに欧州勢が「デフィート・ソフト」のような違法行為か、また法規制の網の目をくぐったリアルワールドでのダーティーディーゼルなのか、またそのルールメーキングにも捜査が入ったような談合(カルテル行為)があったか等、まだ暗い闇の中にあります。

これが内燃エンジン車販売禁止の動きに繋がっていることは確かですが、バッテリ電気自動車や水素燃料電池自動車の代替候補にも課題が多く、実用Mobilityとして内燃エンジン車にとって替われるかはまだまだ未知数です。

こうした状況で、脱内燃エンジンといってエンジンの進化を止めてしまっては、これも課題の先送りになってしまいます。目先の政治プロパガンダと金融アナリストのご託宣に踊らされず、技術、商品、マーケットを見据えて次世代自動車を目指してほしいものです。
 



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